捨て活3日目の記録です。
前回は、「1年以内に着ている服」と「着ていない服」の仕分けをして、「着ている服」を整理しました。
今回は、「着ていない服」を選抜していきます。

「1年着ていない服」は不要な服です。着ていないのです。捨てます。
これで、洋服の捨て活は、終わりです。

お疲れ様でした!
と終われば、いいんですけどね。
「片づけられない」「捨てられない」タイプの私は、「使ってないけど、捨てられない」モノが多いんです。
なぜか? それは気持ちが「捨てたくない」から。
ここからは、「感情」に基づいた取捨選択をしていきます。
「感情」に基づいた捨て活は、時間をかけて丁寧に行う
「感情」に基づいた捨て活は、後悔がないように、時間をかけてしっかりと、一つ一つのアイテムと向き合います。
ここを雑に済ませて、勢いや強迫観念で捨てると、後悔して、手放したモノへの執着に苦しむことがあります。
モノとの向き合い方の具体的な手順
⑴一つ一つ手に取る
まずは、一つ手にとって、そのアイテムに対して、どういう感情が湧いてくるか、幸せな気持ちが溢れてくるか、を感じ取ります。
「1年以内に着ていない」服の中には、ハッキリと「もうあまり気に入っていない」服もあリます。
まずは、「もう無くても大丈夫、と心がハッキリ決まっている」服を手放します。


⑵なぜ、このアイテムを手放せないのか、を考える
「捨てられない」服があったら、「なぜ捨てられないか」をじっくりと考えます。
・「似合っている」と褒められた
・高かった
・楽しい思い出がある
・「痩せたら着よう」と憧れを持っている
だいたい、こういう理由です。この気持ちは大切なものです。
しかし「今も当時と同じ気持ちを持っているか」を考えていきます。
⑶手放せない理由は、「現在」のものか「過去」のものか、を考える
手放せないアイテムと、自分の気持ちと向き合います。
・「似合っている」と褒められた
→「過去」は、似合っていた。
しかし、1年着ていないということは、「現在」は似合っていないのかもしれない。
・高かった
→「過去」は高かった。
「現在」は同じ値段で買うかわからない。
・楽しい思い出がある
→「過去」は楽しかった。
「現在」も同じくらい楽しい思い出を一緒に作れるか考える。
・「痩せたら着よう」など憧れを持っている
→「過去」はそう思っていた。
「現在」もそう思えるか。そう思うなら「いつ」達成するのか。
一つ一つしっかり考えていくと、捨てられない理由は、案外「過去」のものが多いと気が付きます。
⑷とことん向き合う
これすごく大事です。
「使ってないけど、捨てられない」過去の宝物とは、自分が納得するまでとことん向き合います。
着てみたり


写真を撮ってみたり


これを着てどこに出かけようかなと妄想してみたり


とことん向き合ってみると「残念ながら今はそんなに似合わない」「当時ほどときめかない」ことに気が付きます。
その服は、もう「卒業」していいかもしれません。
⑸残すと決めた服は、飾るかクローゼットに仕舞う
「着ていない」けど「残したい」服が、決まりました。
この服は、「お気に入り」で「見ているだけで幸せになる」服です。
いつでも目に入る場所に飾って、元気を補充しましょう。
⑹本当に残したいか、幸せになれるか、今いちど考える
ここで、先にクローゼットを「着ている服だけ」にした効果が生きてきます。
今のクローゼットは、着ている服だけで構成された「今を生きるクローゼット」になっています。


「今を生きるクローゼット」は必要なものだけで構成されていて、季節的な事情を除けば、どの服もすぐ着て出掛けられるアイテムばかりです。
余計なノイズがなくて、使いやすいし、一軍アイテムだけで、構成されています。
この整ったクローゼットに、仲間入りさせたいほど、「着ていないけど残す服」は大切な服か。
新たに気づくことがあります。
⑺どうしても決められない服は、無理に捨てず、保留にする。
ここまで向き合っても、どうしても、「決められない服」が出てきます。
その場合は、無理に捨てないで、「保留」にします。
焦って捨てるとろくなことになりません。
保留にしているうちに、やっぱり大切だ、と思ったら、飾るか、クローゼットに仕舞います。
しかし本当はわかっているんです。
おそらく、保留ボックスは保留のまま、ずっと放置することになります。
「ずっと保留のままで、着ないし、見なかった」
と気がついた時が、後悔なくそのアイテムを手放せるタイミングなのだと思います。
洋服を手放す第2段階の終了結果
洋服の捨て活は、いったんこれで終了です。



総量が減って、洋服が選びやすくなりました!
このように一箇所ずつ片付けていきます。
次回は、靴下などの小物類を片付けていこうと思います。